野島伸司脚本の90年代ドラマって当時の社会の暗部が深く描かれていて面白いんですよね。でも、過激過ぎて地上波での再放送は無理だと思う。
そこで、地上波では絶対再放送できなさそうな野島伸司脚本のドラマを選んでみたら、5個あったので紹介します。ではどうぞ。
野島伸司脚本の衝撃ドラマ5選
地上波での再放送は無理でしょって思う衝撃の野島伸司ドラマはこの5つです!
・家なき子
・人間・失格~たとえばぼくが死んだら
・聖者の行進
・高校教師
・未成年
全部90年代のドラマ。5つとも社会的タブーや社会問題に切り込みまくってる。登場人物たちが人間臭いところも共通している。内容は過激。このドラマたちが地上波で再放送されてたらそれこそ衝撃です。
家なき子
1994年放送。安達祐実の代表作。「同情するなら金をくれっ!」というドラマ界のキングオブ名言を生み出しました。
主人公の小学生の女の子の環境がエグい。父親に暴力振るわれたり、公園で野宿したり、保護されないといけないレベルで、再放送したら、保護してやれ!って意味の分からないクレームが来そう。小学生の女の子が自分の父親を放火と見せかけて殺そうとしてるし、再放送は無理だな。
人間・失格~たとえばぼくが死んだら
1994年放送の学園ドラマ。ドラマタイトルからして強烈だし、内容も強烈。いじめが原因で死んでしまった息子の父親がいじめた人間に復讐するストーリー。スーパー胸糞悪くなる過激ないじめシーンは絶対に地上波放送は無理。
>>>ドラマ『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』の感想とあらすじはこちら
聖者の行進
1998年放送。知的障害者のドラマ。虐待シーンは目を覆いたくなるほど酷い。こんなの再放送したら、コンプライアンス凄いことになりそう。ただ、いしだ壱成の演技が神がかってる。ラストがハッピーエンドだったのが救いです。
高校教師
1993年放送。一応、教師と生徒の恋愛ドラマだけど、そんな禁断の恋なんてどうでもよくなるくらいに、別のところの描写が過激。教師が生徒を無理やり暴行して妊娠させたり、女子高校生が実の父親に性的虐待受けてたり。これも再放送無理確定。
未成年
1995年放送。社会的弱者たちの青春ストーリー。ドロドロとした人間の闇の部分が描かれてる。他の4つに比べたらそこまで過激な内容ではないものの、胸を丸出しで映したりする生々しい性描写とか、未成年がたばこ吸ってたりとかで無理っぽい。ワンチャン、モザイクかけたりしたらイケるかも。このドラマも、いしだ壱成の演技が神がかってる。
まとめ
野島伸司って、2000年以降もずっと作品を作り続けているんだけど、やはり90年代のドラマが印象的。この5つの再放送無理ってドラマ以外にも、「101回目のプロポーズ」「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」など、90年代の名作はたくさんある。規制の少なかった時代のドラマはやっぱ面白いです。