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映画『孤狼の血 LEVEL2』感想とあらすじ|グロいシーン多め

2022年4月16日

孤狼の血2-グロい

概要・キャスト

公開日:2021年8月20日
原作:柚月裕子「孤狼の血」シリーズ
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
キャスト:松坂桃李・鈴木亮平・村上虹郎・西野七瀬・斎藤工・中村梅雀・滝藤賢一・宮崎美子・寺島進・宇梶剛士・かたせ梨乃・中村獅童・吉田鋼太郎

あらすじ

暴力団が蔓延る広島の呉は、マル暴刑事の日岡(松坂桃李)によって秩序が保たれていました。

ところが、五十子会の上林(鈴木亮平)が出所したことで、状況が変化が起き始めます。上林は、出所したその足で、刑務所で因縁のあった看守の妹であるピアノ講師を殺害します。

警察は、ピアノ講師殺害事件に日岡を担当させ、日岡は弟分のチンタ(村上虹郎)をスパイとして上林の元に送り込みます。

感想

■ グロいシーン多め

前作の孤狼の血が圧倒的に面白過ぎて、LEVEL2は前作を越えれなかった。

LEVEL2は、ヤクザ映画というよりサイコパス映画のような感じ。暴力団同士の抗争というより1人のサイコパスなヤクザと警察との戦いの話。

グロいシーンが多くて、指ナイフでちょん切ったり、目ん玉くり抜いたり、腹割いたり、目を覆いたくなった。宇梶剛士の殺され方もなかなかエグい。

■ イマイチ頼りない松坂桃李

日岡(松坂桃李)がイマイチ悪人になりきれず頼りない印象。前回とは別人のような不良刑事になっていたけど、直ぐに人を信じてしまうところなんか変わっていない。

日岡のやることなすこと裏目に出て上手くいかなくて、前作の大上さん(役所広司)だったらもっと上手くやるよねって、前作の孤狼の血が印象的過ぎて、どうしても大上さんが頭をよぎる。

■ 鈴木亮平より滝藤賢一が怖い

鈴木亮平のサイコパスな演技が夢に出てきそうなくらい怖かった。

そして、キャリア警察官の滝藤賢一もなかなか怖い。

大きな声出して怒鳴ってるだけなんだけど、血管切れそうな顔で怒ってる姿が本気過ぎて怖い。キレたら何するか分からない不気味系の怖さだ。

■ 村上虹郎は可哀想だったな

チンタ(村上虹郎)は最初から心配だったけど案の定な結果に。日岡にいいように使われて守ってもらえず、とにかく可哀想だった。上林に薬打たれた時点でチンタ終わったと思った。日岡の考えが浅はかなんよ。

あと、チンタの姉ちゃん(西野七瀬)に危害が加わらなかったのは謎。

チンタを自宅に運んでおきながら、なぜ姉ちゃんを放っといたんだろ。やはり西野七瀬だからかな。そんなシーンやらせられないと。

上林のやり方だったら、家族なんて真っ先にヤられるはずだけどな。

■ 最後がスッキリしない

最後の終わり方がよく分からなかった。オオカミ=大上さん?日岡の幻想なのか、実際に見たのか。スッキリしない終わり方でした。LEVEL3に向けての伏線でしょうか。とにかくよく分からなくてスッキリしない。

というわけで、映画『孤狼の血LEVEL2』は、 です。

>>>前作の『孤狼の血』感想とあらすじはこちら

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