映画『空白』感想とあらすじ「キモキャラ演じる寺島しのぶが凄い」

空白映画レビュー
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概要・キャスト

公開日:2021年9月23日
監督/脚本:田恵輔
キャスト:古田新太・松坂桃李・寺島しのぶ・田畑智子・藤原季節・伊東蒼・趣里・片岡礼子

あらすじ


スーパーアオヤギの店長・青柳(松坂桃李)は、スーパーアオヤギで女子中学生が万引きするところを目撃します。青柳に腕を掴まれて驚いた女子中学生はスーパーを飛び出し走って逃走。走って逃げる女子中学生を追いかける青柳でしたが、目の前で逃げている女子中学生が車とダンプカーに2度轢かれて亡くなってしまいます。

スーパーの店長が万引きした中学生を追いかけている最中に、中学生が事故に遭って亡くなったという衝撃的なニュースをマスコミは連日報道し、青柳は世間から非難を浴びることになり追い詰められていきます。

感想・評価

総合点★★★★☆ストーリー★★★★☆
キャスト★★★★☆演技★★★★☆
胸キュン☆☆☆☆☆笑い☆☆☆☆☆
音楽★★★☆☆感動☆☆☆☆☆

■全ては万引きした中学生が原因

万引きした中学生もあんな死に方して可哀想だけど、自業自得だなと思う。それより、万引きして逃げたことで、周りの大人たちに多大な迷惑をかけてしまっている。

特に中学生を轢いてしまった女性とその母親。あの状況で轢くなというのは無理な話。警察もきちんと遺族に、事故の状況をしっかりと話して、二次被害が出ないようにしてあげるべき。

車で轢いてしまった女性は責任を感じまくっていたけど、ダンプカーの男性は、あの状況では仕方のない事故と言って堂々としていた。中学生を轢いてしまった2人の反応は対照的で興味深かった。

ただ、万引きの原因が父親との関係にあるのだから、100%万引きした中学生が悪いとは言えないかな。

■事故のシーンがリアルでエグい

万引きのシーンから中学生を追いかけて行くまで淡々としていて、いきなり車に轢かれる事故のシーンがリアルでかなりエグい。車に轢かれた時、驚いて思わず声出ました。

■父親(古田新太)は胸糞だったけど

娘の話をきちんと聞いて向き合ってあげていれば、万引きもせず事故も起きなかったのに、全て青柳(松坂桃李)のせいにする父親(古田新太)は胸糞。だけど、途中から冷静になり、人間らしくなってくれたので少しホッとしたし、亡くなった娘を理解しようとして下手な絵を描いている姿は可愛かった。

見捨てないでいてくれた八木(藤原季節)がいい奴過ぎて感動。八木がいてよかった本当に。

■寺島しのぶのキモキャラ

正義を振りかざすスーパーの店員のおばちゃん(寺島しのぶ)がかなりウザい。青柳が自殺しようとした時に止めに入って、どさくさに紛れてキスするシーンはまじでキモかった。あんなキモキャラ演じる大御所の寺島しのぶが凄い。

■定番となったマスコミ批判

この映画で1番の悪はマスコミだった。印象操作でインタビューの一部を切り取って放送、そのせいで複数の人間の人生が変わった。映画の中のマスコミは本当に最悪。最近は映画でのマスコミ批判が定番になりつつありますね。

というわけで、映画「空白」は、クスリとも笑えない衝撃的で悲しい話だけど、いつ自分が当事者になってもおかしくない身近にある話だなと感じた映画でした。

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