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映画『冷たい熱帯魚』感想とあらすじ|とにかくグロイ

2020年6月17日

冷たい熱帯魚_グロイ

概要・キャスト

公開日:2011年1月29日
監督:園子温
脚本:園子温・高橋ヨシキ
キャスト:吹越満・神楽坂恵・梶原ひかり・でんでん・黒沢あすか・渡辺哲・諏訪太朗

あらすじ

小さな熱帯魚店を営む社本(吹越満)は、前妻の娘と若い後妻の3人家族。

家庭環境は悪く、ある日、娘がスーパーで万引きをし捕まります。両親はスーパーに呼ばれ、店長は警察に連絡しようとしたところ、村田(でんでん)が止めに入ってくれます。

すっかり村田を信用した娘と妻。村田が娘を預かることになることから始まり、社本は村田に対し若干の疑いを持ちつつも社本と村田はどんどん距離を縮めていきます。ですが、やはり村田は社本が疑ったとおり、信用できるような人間ではありませんでした。

感想

■ 実際に起きた殺人事件

1993年に実際に起きた連続殺人事件がベースとなっていて、実話だと思って見るとエグ過ぎる。愛とか希望とかそんなものは一切なし。映像もグロいが、登場人物の人間性も全員ヤバい。

■ グロい!!!

とにかく映像がグロい!グロい映像が苦手な方は絶対に見ないほうがいい。血出まくり。人間の死体を風呂場で分解しているシーンがかなり出てくる。画面の中から血の匂いがしてきそうなくらい。映画を見た日は焼肉食べれないので、焼肉を食べる予定のある日に見るのはやめたほうがいいです。

■ 血も涙もない話

ラストで、父親が目の前で死んだ時に、娘は号泣するのかと最後の最後で人間の愛が見れて少しホッとできるかと思いきや、なんと娘は父親が死んで大喜びするという本当に血も涙もない映画だった。

■ でんでん

キャストが絶妙で、村田役のでんでんがハマり役。あの胡散臭くて鬱陶しい感じ、死体をナイフで分解しながら大笑いする奇妙さ、ハマっていた。でも、あんな人間が実際にいたら絶対に関わりたくない。

というわけで、映画『冷たい熱帯魚』は、 です。

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