映画『劇場』感想とあらすじ「ピース又吉直樹原作のラブストーリー」

劇場映画レビュー
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映画『劇場』概要・キャスト

公開日:2020年7月17日
原作:又吉直樹「劇場」
監督:行定勲
脚本:蓬莱竜太
キャスト:山﨑賢人・松岡茉優・寛一郎・伊藤沙莉・井口理・浅香航大
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※ 配信情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

映画『劇場』のあらすじ

永田(山崎賢人)は高校卒業と同時に東京に上京し、友人と劇団を立ち上げます。

ある日、自分と同じスニーカーを履いた沙希(松岡茉優)と出会い、沙希に主役を演じて貰うことになります。永田と沙希は互いに惹かれ合い、お金のない永田は沙希のアパートに転がり込みます。

ヒモのような状態になった永田は、コンプレックスを感じつつも居候を続けます。そんな永田を沙希は追い出すことはせずに甘やかします。

沙希は永田に帰ってきてくれさえすればいいと思っていましたが、永田は沙希のアパートを出て1人暮らしを始めます。永田が側にいなくなった沙希は酒の量が増え、情緒不安定になっていくのです。

映画『劇場』の感想と評価

山崎賢人の演じる情緒不安定な永田と若い頃の自分が似ていて客観視できた気分。「私ってあの頃、最低だったんだ」と気付かせてくれた映画です。

自分の理想と現実に差があり過ぎて自分にも自分を認めない周りにも腹が立つ、そんな自己中心的な自分にいつも優しくしてくれる大切な人に無償に腹が立ち、八つ当たりしてしまう。永田のこの気持ちが嫌ほど分かった。

永田と沙希は最終的に別れを選ぶけど、別れて大正解。結局、永田と沙希は合わなかったのです。性格の不一致というやつ。永田も相手が沙希ではなかったらこんなにも沙希に冷たく当たらなかったはず。沙希の無神経っぽい感じが癪に触るんです。

付き合い始めて間もない頃に、永田が「この感じ分かる?」と沙希に聞いたところ「分からない」の回答。これでは、軽く付き合う程度だったら刺激があって楽しいところが、長く深い付き合いになると理解できないところがでてきて当たり前。結婚は好きだけじゃダメなんだとよく言いますが、永田と沙希もひとつの例だと思います。

永田のダメ男っぷり

それにしても、永田のダメ男っぷりには恐れ入ります。そんな永田の最低行動をピックアップ。

・居候の身分で、人の家の光熱費を払う理由が分からないと言って払わない
・沙希の原付を棒で殴って壊しておきながら転んだと嘘をつく
・田舎から食料を送ってくれた沙希の母親を嫌いと言う

ダメ男過ぎるけど、あれだけのイケメンがいたら追い出せないかも。家にいてくれるだけでいい。

沙希の女神っぷり

永田とは逆に、沙希のいい子っぷりは女神のようでした。沙希は何も悪くない永田の理不尽な八つ当たりにも「ごめん」と謝る。普通ならキレるところです。

光熱費を意味の分からない理屈で払わない永田に対して出て行けと言わない。映画を見ながら永田以外にも男はいるぞと何度も思った。でも女優の夢はどうなったんだろう?

松岡茉優の演技がいい

松岡茉優という女優に興味はなかったけど、この映画「劇場」を見ていい自然体だけど感情のこもったいい演技するなと感心しました。そういえば、映画「万引き家族」の時も存在感のある演技をしていたのを思い出した。
>>>映画『万引き家族』のネタバレあらすじ感想はこちら

というわけで、映画『劇場』の総合点は、3.5点(5点満点中)です。

劇場

映画『劇場』はこんな人におすすめ

・山崎賢人もしくは松岡茉優が好き
・又吉作品の映画「火花」が面白かった
・キャストの演技が光る映画が見たい

女性より男性向きの映画です。性描写が一切ないので家族で見ても気まずくないです。

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