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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』感想とあらすじ|女怖い

2021年3月5日

人間失格_太宰治_映画

概要・キャスト

公開日:2019年9月13日
監督:蜷川実花
脚本:早船歌江子
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」
キャスト:小栗旬・宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ・成田凌・千葉雄大・瀬戸康史・高良健吾・藤原竜也

あらすじ

作家・太宰治(小栗旬)は、2人の子供と妊娠中の妻と暮らしている。ある日、太宰の文通相手である良家の子女・静子(沢尻エリカ)が太宰の元を訪れます。

太宰は、静子が書いた日記を目当てに静子と何度も愛し合います。やがて静子に子供ができ、太宰は静子のもとから逃げます。

次に太宰は未亡人の富栄と出会い、富栄は太宰に急激に惹かれます。懲りない太宰は富栄とも関係を結びます。

そんな太宰を見守ってきた妻の美知子(宮沢りえ)ですが、ついに太宰と富栄と抱き合っているところを目撃してしまい、精神が限界に近づきます。

そして、酒とタバコを大量に摂取してきた太宰は、結核が悪化していき余命わずかとなるのです。

感想

■ 女たちが怖い

太宰治の遺作と言われている「人間失格」ができるまでの約1年間を描いた映画。太宰治を愛した3人の女性も実在した人物たちが登場。

全てが本当にあった話かどうかはさておいて、太宰治を愛した3人の女が怖かった。

まず沢尻エリカ。最初は大人しい感じだったけど、子供が産まれてから小説の作者を連名にしたいと笑顔で言う恐ろしさ。

次に二階堂ふみ。こちらも最初は大人しくていい子だったけど、実は超強烈なメンヘラ女で1番怖い。

そして宮沢りえ。夫の不倫を仕事だと言い聞かし我慢していたけど、夫が死んだ後の清々しい顔。

太宰治が女たちをそうさせるのか、元々そういう女たちに好かれるのか分からないけど。

■ 盛り上がりに欠ける

ストーリーは盛り上がることもなくダラダラと太宰治の不倫を描いただけで退屈でした。

印象に残ったシーンは、二階堂ふみと小栗旬の濡れ場。二階堂ふみが体張ってたなという印象。あと、小栗旬が咳して血を吐くシーンが多くて気持ち悪くて、別の意味で印象に残った。

■ 太宰治みたいな男はモテる

太宰治ってダメ男なんだけど、女にモテるというのはよく分かる。いい男だろうとダメ男だろうと、女好きのイケメンってだいたいモテる。

ということで、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、 です。

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