映画の感想

映画『明日の食卓』感想とあらすじ「少子化が加速しそうな映画」

2022年9月9日

明日の食卓

概要・キャスト

公開日:2021年5月28日
脚本:小川智子
監督:瀬々敬久
主題歌:tokyo blue weeps「Motherland」
キャスト:菅野美穂・高畑充希・尾野真千子・山口紗弥加・和田聰宏・大東駿介

あらすじ

専業主婦のあすみ(尾野真千子)・フリーライターで2児の母親の留美子(菅野美穂)・シングルマザーでパート掛け持ちの加奈(高畑充希)。全く異なる環境ですが、「石橋ユウ」という同じ名前の小学3年生の息子を持つ3人の母親たちの物語です。

感想

■ 少子化が加速しそうな映画

3人の母親の子育てが大変そう過ぎて、これ見ちゃうと女性は子供産みたくないなと思ってしまうのでは。子育てしてて幸せそうな感じが全くなく、母親たちがみんな辛そう。日本女性全員がこの映画見たら少子化が加速しそうだ。

ただ、高畑充希のとこは父親がいなくて、尾野真千子と菅野美穂のとこは父親が最低最悪。父親がまともな人間なら母親たちはこんなにも苦労しないんだよというメッセージが含まれているのかもしれない。

■ 尾野真千の家族だけ異次元

尾野真千子の家族はもう救いようがない。突然サイコパスに変異した息子はもはやホラー。父親も最低だし、養母なんてかなりヤバいし。

唯一まともだった母親も息子がサイコパスだと分かった瞬間、オロオロし出すし。こんな家庭にもう1人子供を産もうとするんだから、やはり母親もヤバかった。

サイコパス息子がお腹の中にいる妹に向かって言った「可哀想」はごもっとも。命が大事とか綺麗事じゃない、こんな劣悪な環境に生まれてくる妹は可哀想だと思う。両親がダメ過ぎて、サイコパスな息子がまともなのかとさえ思えてくる。この家族だけ現実離れしていて異次元だった。

この息子、どこかで見たことあると思ったら「テセウスの船」のみきお君を演じたあの子役か。柴崎楓雅くんという子役らしい。今回もまるで、みきお君だった。柴崎楓雅くん=サイコパスというイメージがついてしまった。

■ 高畑充希みたいな母親がいい

高畑充希の肝っ玉母ちゃんっぷりがよかった。3人の母親の中だったら絶対に高畑充希みたいな母親がいい。

ただ、なんであんな環境になったんだろう?父親はどこいった?何のローン?アルバイトするなら、コールセンターとか給料いいからそこで働いたらいいのに。コールセンター人足りてないよ。なにも工場とか体を駆使して働かなくても。

でも、めちゃくちゃ愛されて育ってるからこの息子はいい子に育つと思うなあ。

■ 菅野美穂はリアルな反応

菅野美穂のヒステリーママに共感できる女性は多いんじゃないかなと思った。

歳が近い男の子2人だと、ヒステリックにもなる。かなりのヒステリックで、長男が可哀想だったけど。というか父親のフォローが全くないのが問題。不倫中だし。

しかも菅野美穂は旦那が不倫してるの知ってて黙っているという、女としての屈辱もあると思う。とにかく父親が最低。

■ ラストは意味不明だった

最後、なんで尾野真千子は歩いている息子をわざわざ走って追いかけて話しかけたんだろう?という違和感でいっぱいになった。毎日家で会ってるんだから、家で話す時間ならたっぷりあると思うんだけど。最後の飛行機雲はなんだったのかのかもよく分からない。

というわけで、映画「明日の食卓」は、子育てしている母親の大変さが分かったのと、子育てには周囲の協力が不可欠だなと思った映画でした。

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