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映画『ホームレス中学生』感想とあらすじ|芸人の幼少期の実話

2020年7月13日

ホームレス中学生_実話

概要・キャスト

公開日:2008年10月25日
原作:田村裕(麒麟)「ホームレス中学生」
監督:古厩智之
主題歌:天上智喜//CLIFF EDGE「Here」
キャスト:小池徹平・西野亮廣・池脇千鶴・古手川祐子・イッセー尾形・柄本時生・宇崎竜童・田中裕子・黒谷友香・いしだあゆみ

あらすじ

裕(小池徹平)は中学2年生の1学期の終業式が終わり、家に帰ると、家の中の家具や荷物が全て外に出され玄関のドアには、差し押さえと書かれたテープが貼られ、家に入れなくなっていました。

裕が呆然としていると、兄(西野亮廣)と姉(池脇千鶴)が帰ってきて、そのうち父親(イッセー尾形)も帰ってきます。事情を問い詰める子供達に父親には「残念ながらこの家には入れなくなりました。解散!」と言い残し姿を消しました。

突然、住む家を失った子供達は困惑し、裕は兄と姉に迷惑をかけまいと「自分は1人で大丈夫」と言ってその場を去ります。当然行くところもなく裕は公園で寝泊まりする生活を始めます。

感想

■ お笑い芸人の実話

お笑い芸人の麒麟の田村裕の中学生の頃の話を描いた実話ですが、フィクションのような、今だったらニュースになってもおかしくないような内容。かなり悲惨な体験話です。それを面白可笑しく物語にしているから、重苦しくない映画になっています。

■ お姉ちゃんが心配

裕(小池徹平)や兄(西野亮廣)は、女の子に比べたら危険も少なくて身体の心配もあまりないけど、お姉ちゃん(池脇千鶴)は思春期の女の子なんだから笑えない。危険だし身体のこととか下着のこととか色々あるんだから。お姉ちゃんだけはどこか安全な場所で保護してもらったほうがいい。

■ 幼少期役のキャスト

凄いなって思ったのが、兄と姉の幼少期を演じた子役が、池脇千鶴と西野亮廣にすごく似てたこと。ドラマや映画の役の幼少期って全く似てないことが多い中、2人は似過ぎてて全く違和感なし。ナイスキャスティングです。

■ ホームレスに見えない

ホームレスになった裕(小池徹平)の髪の毛とか身体が綺麗過ぎて、ホームレスに見えなかった点が残念だった。だいたい、小池徹平の顔が美し過ぎ。あんな美形だったら目指すは芸人より俳優かモデルだと思う。

というわけで、映画『ホームレス中学生』は、 です。

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