『運命じゃない人』概要・キャスト
公開日:2005年7月16日
監督/脚本:内田けんじ
キャスト:中村靖日・山中聡・霧島れいか・山下規介・板谷由夏
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『運命じゃない人』のあらすじ
真紀は二つ返事で2人のテーブルに座りますが、間もなく神田はトイレに行くと言って席を離れます。真紀と2人きりになって気まずい宮田はトイレから戻ってこない神田に電話すると「上手くやれよ」と言って電話を切れました。
宮田は真紀と話すうちに、真紀は浮気した婚約者の家を出たばかりで帰る家がないことを知ります。可哀想に思った宮田は、真紀を家に泊めてあげることにします。宮田が真紀のために風呂を用意してあげていると、宮田の元恋人のあゆみ(板谷由夏)が家にやってきました。
あゆみは宮田の家に忘れ物をしたので取りに来たと言うと、真紀が出てきて「勝手すぎる」とあゆみに向かって言い、宮田の家を出て行ってしまいます。宮田は真紀を追いかけ、なんとか真紀の電話番号だけ手に入れるのでした。
『運命じゃない人』の感想・評価(ネタバレあり)
宮田・真紀・神田・あゆみ・浅井の5人の人物の事情が複雑に絡み合った綿密に計算されたストーリー。4人の行動は、それぞれに隠された意味があり、ストーリーの後半で明らかになっていき、その種明かしが面白いです。
下記、ネタバレです↓
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真紀が宮田の家を出て行ったのは、大金を見つけて盗んだから。その大金は、実はあゆみのもので、元々はヤクザ組長の浅井の金庫から盗んだもの。浅井に見つかる前に海外に高飛びする予定だったあゆみだけど、パスポートを宮田の家に忘れてしまったから取りに行って欲しいと神田に100万円で依頼。
無事にパスポートを手に入れたあゆみですが、浅井に捕まってしまう。でも浅井から盗んだ大金は、実は偽物。札束の中身はただの紙切れだった。そして、その大金は、あゆみが宮田の家に隠していたのです。その大金を盗んだのが真紀というわけ。それぞれに事情のある5人の運命が交差する一晩の出来事。
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上手いこと仕組まれたカラクリが面白いけど、あ〜そういうことかと思っただけでビックリはしなかったかな。ただ、あの時のあの行動はそういうことかと、もう1回最初から見たくなる。登場人物も少なくてコンパクトにまとまっていてスッキリしているから見やすい点も良し。
というわけで、『運命じゃない人』の総合点は、4点(5点満点中)です。
『運命じゃない人』はこんな人におすすめ
・どんでん返し映画が好き
・カラクリを解くのが好き
・面白い映画が見たい
映画「アフタースクール」や「イニシエーションラブ」が好きな方は好きなストーリーだと思います。
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