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韓国映画『トガニ』感想とあらすじ|胸糞悪い韓国の実話

2020年5月6日

トガニ_実話

概要・キャスト

公開日:2012年5月29日
製作国:韓国
監督:ファンドンヒョク
キャスト:コンユ・チョンユミ・チャングァン

あらすじ

ソウルから郊外の福祉施設に美術教師として転勤したイノ(コンユ)は、勤務する施設の様子が変なことに気が付きます。女の子が泣き叫ぶ声がトイレがしていたり、女児が洗濯機に顔を突っ込まれている光景を目にします。

そんな時、女児から自分は性的虐待を先生から受けているという衝撃の告発があります。それを聞いたイノは裁判を起こすことを決意します。

感想

■ 胸糞悪い実話

胸糞悪過ぎる。おぞまし過ぎて見続けるのが辛かった。なぜ、弱い子供に対してあんなに酷いことができるのか理解不能。人間のやることではない。

この映画の監督は、「製作中、一生分のストレスを全部受けた」と言っていて、確かにそのくらい過激な内容だった。それが実際に起こったことだと思うと怒りが湧くし悲しいし、後味もよくない。

内容が内容なのでストーリーが面白いとかではないのですが、1人でも多くの人に映画を見てもらって世間に知ってほしい実話だと思った。

■ 映画公開後に世論が動いた

映画の最後はスッキリせずに後味が悪いのですが、映画公開後に事件が世の中に広く伝わり世論が動いたようです。なんと韓国の法律が変わったとか。事件の本当の結末は、映画公開後にあったように思います。

■ キャストの演技

キャストの演技がよかった。主人公意外にも、幼い生徒や教師の演技もリアリティがあってとてもよかった。でも、子供に乱暴した教師役を演じた役者は、演技だとしても嫌だっただろうなと思う。

ということで、映画『トガニ』は、 です。

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