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韓国映画『死体が消えた夜』感想とあらすじ|スペイン映画のリメイク

2022年2月2日

死体が消えた夜_リメイク

概要・キャスト

公開日:2018年12月22日(日本)
監督:イチャンヒ
製作国:韓国
キャスト:キムガンウ・キムサンギョン・キムヒエ・ハンチアン・イジフン

あらすじ

大学教授のジンハン(キムガンウ)は、大手製薬会社の会長である妻に嫌気が差しており、愛人のヘジン(ハンジアン)の妊娠をきっかけに、妻を毒で殺害します。

ジンハンは完全犯罪だったと思っていましたが、死体安置所から妻の死体が消えたと連絡を受け、事情聴取を受けることになります。

感想

■ ラストで一気に面白くなる

2012年のスペイン映画『ロスト・ボディ』のリメイクなんですね。知らなかった。

映画中盤までは、ホラーなのかサスペンスなのか分からなくて少しダラダラしたけど、ラストで真相が見えてきて一気に面白くなった。

主人公の不倫を恨んだ人物が死体を盗んで、主人公に危害を加えようとしているのかと思っていたけど、

そこではなかった。主人公は、不倫相手を妊娠させた挙句に妻も殺して最低極まりないなあと思っていたけど、真実はもっと最低だった。

■ 途中でなんとなく気づく

どんでん返しの内容は面白かったけど、登場人物が少なくて、さらに伏線が簡単過ぎたから、なんとなく途中で関係している人物に気付いてしまった。

なので、ラストのどんでん返しもやっぱりな〜という印象でそこまでビックリはしなかった。

どんでん返し慣れしている人は途中で気付くかもしれないけど、どんでん返し慣れしていない人はビックリするかも。

■ 上手くいき過ぎ感が...

主人公は見事に陥れられたけど、筋書き通りにいき過ぎ感が否めない。

まず、妻を殺すという行為をさせたのが凄いし、最後も主人公の行動を思い通りに操った点もミラクル。

どんでん返しが見せたいがための無理矢理感があったのが残念でした。

というわけで、韓国映画『死体が消えた夜』は、 です。

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