ドラマの感想

韓国ドラマ『ある日~真実のベール』感想とあらすじ「検察と警察が胸糞」

2022年2月5日

ある日~真実のベール

概要・キャスト

配信日:2021年11月27日〜(全8話)
脚本:クウォンスンギュ
キャスト:キムスヒョン・チャスンウォン・キムソンギュ・ヤンギョンウォン・イソル・キムシンロク・ファンセオン

あらすじ

両親と妹の4人家族で平凡に暮らす大学生のヒョンス(キムスヒョン)は、ある夜、父親のタクシーに無断で乗って遊びに行く途中に、不思議な魅力を持つグクファ(ファンセオン)に出会います。2人は直ぐに惹かれ合い、一夜をともにします。

しかし、ヒョンスが夜中に目覚めると、隣にいたグクファが血まみれになって死んでいたのです。驚いたヒョンスは、咄嗟にグクファの家から乗ってきたタクシーで逃げますが、検問に引っ掛かり、警察署に連れて行かれたことにより、グクファの殺人容疑とをかけられ、殺人事件の容疑者になってしまいます。

殺人犯の疑いをかけられて留置所にいるヒョンスを見た弁護士のジュンハン(チャスンウォン)は、一目でヒョンスを無罪と確信し、ヒョンスの弁護を行うことにします。

感想

■ いきなり地獄へ

普通の生活を送っていた大学生が、冤罪により一瞬で地獄に堕ちてしまったという話。理不尽な捜査により、犯人にされてしまった大学生が苦しみ、そして諦め達観するというストーリーです。

■ ハラハラドキドキする

主人公は殺していないと言っているけど、殺人が起きている場面が描かれていないから、実は主人公が超嘘つき野郎で本当は殺していたという、映画「真実の行方」のような展開もあるんじゃないかとドキドキしながら見ていました。

しかし、やはりそれはなかった。真犯人は別にいて、事件の真相に辿り着きそうで辿り着かない展開にハラハラドキドキした。

■ 警察と検察が胸糞

被害者の周辺すら調べず主人公を犯人に仕立て上げようとする刑事と検事は胸糞。裁判の時の検事の顔付きはマジで憎たらしい。裁判に勝つことしか考えてなくて、未来ある大学生の人生を台無しにして何も感じないのかとか思うと腹立たしい。

■ 主人公の変化

主人公は最初の頃、いつでもどこでもテンパってて弱々しくて、この子大丈夫かなって心配だった。そして、途中からいきなり覚醒して強くなってくれたのはいいんだけど、それはそれで何かしでかさないかとさらに心配になった。

そして、キムスヒョンのオドオドした雰囲気が時々オードリー若林に見えた。

■ 兄貴がカッコいい

刑務所の兄貴がめちゃくちゃカッコよかった。いざとなったら権力使って主人公を助けてくれるスーパーマンのような男。

なんだけど、警察を操れる権力があるなら、そもそも自分が刑務所に入らなくていいようにすればよかったし、早く出ることもできるんじゃないと違和感を感じながら見てました。

というわけで、韓国ドラマ『ある日~真実のベール』は、 です。

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