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韓国ドラマ『Mine』感想とあらすじ|イボヨンが43歳に見えない

2022年2月19日

Mine_韓国ドラマ_感想

概要・キャスト

放送日:2021年5月8日〜6月27日
脚本:ペクミギョン
キャスト:イボヨン・キムソヒョン・イヒョンウク・オクジャヨン・パクヒョックォン・パクウォンスク・チョンドンファン・チョンヒョンジュン

あらすじ

韓国の財閥・ヒョウォングループ一族の広大な敷地にある大豪邸には、会長夫婦、長男家族と次男家族が、多くのメイドを雇って豪華な生活をしていました。

しかしある日、新しい家庭教師を雇うことになり、状況が変わっていきます。また、会長が突然倒れ昏睡状態に陥ってしまいます。

感想

■ サスペンス調で面白い

冒頭から大豪邸で血まみれになった遺体シーンから始まって、殺された人間と犯人は一体誰なのかというのが徐々に明らかになっていくサスペンスと財閥の人間模様が同時進行になっていてなかなか面白かった。途中までは誰が味方で誰が敵か本当に分からない。

■ 真犯人にはビックリしない

ストーリーが進むにつれて、徐々に殺人事件の関連人物が明らかになっていくんだけど、真犯人にはビックリしなかった。たぶん家族かメイドで、誰が犯人でもしっくりくるなあと思っていた。もう一捻り欲しかった。

■ 財閥の暮らしイイね

完全に外部から孤立している広大な敷地が凄い。入り口には警備員がいて、そこから家までも車で移動。庭もゴルフカートで移動しなきゃいけない家なんて聞いたことがない。生まれ変わったら韓国の財閥一族に生まれ変わりたいわ。

■ お馬鹿なキャラにホッとする

殺伐とした雰囲気の中、お馬鹿なキャラに癒された。

スネ(パクウォンスク)はキンキンうるさいけど孔雀可愛がってたりして可愛げあるし、ジニ(キムヘファ)もギャーギャーうるさいけど面白かった。怒りを抑えるために、腰に手を回して前屈みで歩く姿はツボ。

ジノ(パクヒョックォン)とソンテ(イジュンオク)のやり取りも癒しだった。2人ともキャラ的に酷いことできる感じじゃないから最後の展開は違和感あったけど。

■ ヒソが可愛いしかっこいい

財閥に嫁ぐ前に女優として1度成功しているヒソ(イボヨン)がかっこいい。自立したことのない玉の輿女とは全く違う。別に財閥に嫁がなくても、資産は十分にあったと思うし、これからも稼げる見込みは十分にあったはず。

なのに、わざわざ財閥に入り、ジヨン(イヒョヌク)と他の女性との間にできた子供まで育てるという包容力の持ち主。

だけど、男を見る目はなかったみたいで、ジヨンは最低男だった。6年も一緒にいてジヨンの本性に気付かないとは、なかなかの鈍感でもある。

そしてなにより、イボヨンの顔面が可愛いし肌綺麗だしスタイルすごくいい。芳根京子と黒木瞳を合わせたような顔で、シワもたるみもシミもないし、実年齢の43歳には到底見えない。どうやったらあんな43歳になれるんだろう。韓国美容って凄いな。衣装も毎回違って見るたびに楽しみだった。

■ ユアンに対する違和感

ユアン(チョンイソ)は、見事メイドから未来の財閥会長夫人に成り上がったけど、財閥の一員になって早々に、スヒョク(チャハギョン)に色目を使う気に食わないメイドをクビにするという行動出る。

これは、財閥に相応しい強い女に変わったということなのか?と思ったけど、ユアンはメイド時代から、雇い主に意見するなど、かなり強気だったことを思い出した。最初からユアンに感じていた違和感は、この謙虚さのなさだったのかと、最後に気が付いた。

■ カンジャギョンのキャラ変

ヒスのドレスを着て踊ったり、ジヨンと濃厚キスしたり、かなりサイコパスっぽい行動しているのに、ヒスが流産した途端に態度が一変したのは、罪悪感と同情としか思えない。だって、あんだけ強気だったのに。前半の行動が行動だけに、キャラ変わっても最後までイマイチ信じられなかった。

というわけで、韓国ドラマ『Mine』は、 です。

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