邦画

映画『そして父になる』感想とあらすじ|ドキュメンタリーみたい

2020年7月15日

そして父になる_感想

概要・キャスト

公開日:2013年9月28日
監督/脚本:是枝裕和
キャスト:福山雅治・尾野真千子・リリーフランキー・真木よう子・二宮慶多・黄升炫・夏八木勲・樹木希林・風吹ジュン

あらすじ

野々宮家は、父親の良多(福山雅治)・母親のみどり(尾野真千子)・6歳の一人息子の慶多(二宮慶多)の3人暮らし。良多はエリートサラリーマン、野々宮家は高層マンションに住む裕福な家庭です。

ある日、慶多を出産した病院から「慶多が生まれた時に赤ん坊の取り違いがあり、慶多は良多とみどりの子供ではない」と野々宮家に連絡があります。良多とみどりの本当の息子は、小さな電気屋を営む斎木雄大(リリーフランキー)とゆかり(真木よう子)の3人の子供の長男・琉晴として育っていました。

2組の夫婦は直ぐに会い、子供のためにも今後どうするかを早く決めたほうがいいという病院の助言で、野々宮家と斎木家は連絡を取り合い交流を深めます。

感想

■ ドキュメンタリーみたい

まるでドキュメンタリーを見ているような映画でした。自然な情景に自然な演技、いかにも「ストーリー作りました!これセリフです!」って感じが全くなく、ストーリーもいいしキャストもよかったです。

■ 血縁か?時間か?

自分が産んだと思って6年間大切に育ててきた息子が、実は他人が産んだ子供でしたーなんて言われたら、自分が親だったら感情ぐちゃぐちゃになると思う。感情ぐちゃぐちゃになったところで、子供は成長していくし、親は今後どうするのか判断をしなきゃいけない。血縁か、一緒にいた時間かを選べだなんて、かなり酷だと思う。

救いだったのは、両家族とも良い両親だったということ。これならどちらに育てられていても、子供は幸せに育つ。もしかしたら、子供にとってみたら、素敵な父親と母親が2人ずついて嬉しいかもしれない。

■ ナイスキャスティング

キャストもよかった。いいお父さんが似合うリリーフランキー、がさつだけど愛に溢れるお母ちゃんの真木よう子、神経質だけど子煩悩な福山雅治、優しいお母さんって感じの尾野真千子。4人とも分かりやすいキャラでよかったし、配役に間違いなしですね。

というわけで、映画『そして父になる』は、 です。

-邦画
-, , ,