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映画『ロマンスドール』感想とあらすじ|夫婦のすれ違いがリアル

2020年10月18日

ロマンスドール_感想

概要・キャスト

公開日:2020年1月24日
原作:タナダユキ「ロマンスドール」
監督/脚本:タナダユキ
主題歌:never young beach「やさしいままで」
キャスト:高橋一生・蒼井優・きたろう・ピエール瀧・渡辺えり

あらすじ

仕事を探していた美大の彫刻卒の哲雄(高橋一生)は、ラブドールの製作所で働くことになります。

現物に近いラブドールの製作を求められている哲雄たちは、実際に女性の模型を取ってラブドールを製作しようと試みます。医療用の人工乳房の模型ということで募集したところ、園子(蒼井優)が模型となってくれることになります。

哲雄は、模型になってくれた園子に一目惚れし、その日に交際を申し込み付き合うことに。そして結婚。

ですが、哲雄は園子に自分の本当の職業を隠しており、結婚生活が長くなるにつれ、哲雄は仕事に没頭、帰りも遅くなることが増え、2人の関係はギクシャクしていきます。

感想

■ 夫婦のすれ違い

ざっくり言うと、新婚当初はラブラブだった夫婦が、マンネリ化して互いに浮気、そして妻が病気になり妻の大切さが改めて分かった夫が再び妻を愛すという物語。

夫婦がすれ違う様子はリアルでした。恋愛が発展しての結婚、そして徐々に男女から家族になり、会話することも減る、刺激を求めて浮気してしまう。かなりよくある話。

■ ストーリーは残念

妻が大きな秘密を抱えていると予告で見て、どんな秘密かと期待していたけど病気だった。何かもっと他に意外な秘密を持っていると期待した分、予想通りで残念。

■ 山ちゃんが浮かぶ

蒼井優の背中やベッドシーンがたくさん出てきます。肝心の胸は見せていないものの、際どいシーンたくさんあり。ただ、どうしても南海キャンディーズの山ちゃんの顔が浮かんできてしまう。

■ 職場の仲間が温かい

ラブドールの工場のみんなが温かくて人情のある人ばかりでホッコリした。師匠(きたろう)や事務員(渡辺えり)も人間らしくてよかったけど、ラブドールの情熱を捧げる社長(ピエール滝)がいい!何度逮捕されても夢を追いかけ続けるってカッコ良過ぎる。

■ ラブドールのクオリティが高い

それにしても、社長室にあるラブドールの出来栄えはすごい。最初は本物の人間がいると思っていたら、ラブドールでした。

ということで、映画『ロマンスドール』は。 です。

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