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映画『パッチギ!』感想とあらすじ|18歳の沢尻エリカが可愛い

2020年5月19日

パッチギ_沢尻エリカ_何歳

概要・キャスト

公開日:2005年1月22日
監督:井筒和幸
脚本:井筒和幸・羽原大介
キャスト:塩谷瞬・高岡蒼佑・沢尻エリカ・小出恵介・真木よう子・オダギリジョー・大友康平

あらすじ

1968年、京都の高校生・康介(塩谷瞬)は、在日朝鮮の女子高校生・キョンジャ(沢尻エリカ)に一目惚れします。

ですが、キョンジャは、対立している朝鮮学校の番長のアンソン(高岡蒼甫)の妹でした。キョンジャとなんとか仲良くなりたい康介は、ギターを購入し「イムジン河」を練習するなどアピールします。

日本人というだけで在日朝鮮人に嫌われてしまう康介でしたが、徐々に康介の想いが伝わり、キョンジャや周囲の在日朝鮮人たちと仲良くなっていきます。

感想

■ 定期的に見たい

面白い!!大好きな映画です。何度リピートして見たか分からない。在日韓国人と日本人との友情・恋愛の描写がとても面白い。韓国人にとってイムジン河がどのような歌なのかなど、在日韓国人について深く切り込んでいる。定期的に見たくなります。

■ 在日女子×日本人男子

在日の女の子と日本人の男の子の恋愛の描写はなかなかリアルで、現在でも実際にああいう苦労はあるんだと思う。在日韓国人が日本で生きていくことは想像以上に大変なのかもしれない。キョンジャ(沢尻エリカ)が康介(塩谷瞬)に言った「結婚することになったら朝鮮人になれる?」というセリフはとても印象的だった。

■ 沢尻エリカが可愛い

18歳の沢尻エリカがとてつもなく可愛い!康介(塩谷瞬)が夢中になるのは仕方がない。当時は頬がぷっくりしていて幼いけどそこもまたいい!美人な上に可愛くて性格もいい!これは誰しも惚れる。沢尻エリカの新人とは思えない、ナチュラルな演技も良し。

■ 韓国語まじりの日本語

在日朝鮮人役のキャストが、日本語に混じってところどころ単語で韓国語を交えて話していたけど、普通そんな話し方するかな?ルー大柴みたいだなってちょっと笑ってしまった。

■ 思想次第で賛否が分かれる

ところどころ、セリフに強い井筒監督の政治思想が感じられます。

「お前らの先祖は自分たちに悪いことをした」
「生駒トンネルを掘ったのも国会議事堂を建てて大理石を敷き詰めたのも全て朝鮮人」

などというセリフなど、映画の中で語られる歴史観が、見る側の思想次第では腑に落ちないと思う。このように作り手の思想が入った作品は、フラットな目で見る必要があるなと感じました。

というわけで、映画『パッチギ!』は、 です。

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