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映画『ミスト』感想とあらすじ|映画史上最高に後味悪い

2020年10月6日

ミスト_後味悪い

概要・キャスト

公開日:2008年5月10日
原作:スティーヴンキング「霧」
監督/脚本:フランクダラボン
キャスト:トーマスジェーン・ネイサンギャンブル・ローリーホールデン・トビージョーンズ・マーシャゲイハーデン・アンドレブラウアー

あらすじ

アメリカのある町の湖のほとりに住むデビッド(トーマスジェーン)は、前夜の嵐が原因で家の窓やボート小屋が壊れているのを発見します。それから、デビッドと息子は、近所のスーパーへ買い出しへ出かけます。

スーパーは、前夜の嵐のため、客でごった返していました。デビット達が買い物をしていると、ある男が顔から血を流して店内に入ってきました。男は「霧の中に何者かがいる」と言い、瞬く間にスーパーの周辺が霧に包まれます。

濃い霧の中を歩くのは難しく、多くの買い出し客と店員はスーパーの中に閉じ込められてしまいます。そんな中、デビットは得体の知れない生き物を発見します。

感想

■ なんてオチだ

舞台はほぼスーパーマーケットの中で、最後の数分でやっと外に出たと思ったら衝撃のラストだった。こんなオチありか...って感じです。

本当に映画の結末が悲し過ぎる。やり切れない。これはあまりにも可哀想。後味が悪過ぎる。最後に「時間を戻して」と心から思った。映画史上最悪のラストかもしれません。びっくり度で言えば、「ユージュアルサスペクツ」のラストに匹敵するくらい。

■ 閉じ込められた人たち

スーパーマーケットに閉じ込められた人たちの行動は興味深かった。死と隣り合わせになり、理性を失った人間達。普通だったら見向きもされないような人間を信じてしまう人たちが増えていく光景は怖いものがあった。

■ 結局なんだったの?

結局、霧の正体は何だったのかよく分からなかった。最後の衝撃シーンさえ描ければ、霧の正体なんぞ何でもよかったから描かなかったのかも。

というわけで、映画『ミスト』は、 です。

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