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映画『ホテル・ムンバイ』感想とあらすじ|無差別テロの実話

2021年10月9日

ホテルムンバイ_実話

概要・キャスト

公開日:2019年9月27日
監督:アンソニー・マラス
製作国:オーストラリア・インド・アメリカ
キャスト:デーヴパテール・アーミーハマー・ティルダコブハムハーヴェイ・ナザニンボニアディ・アヌパムカー

あらすじ

インドの大都市・ムンバイで、パキスタン系イスラム過激派による無差別テロが起きます。

タージマハルホテルでは、館内に突然入ってきたテロリストが客や従業員を銃で惨殺し、全員を殺害するためにホテルを占拠します。

ホテルのスタッフは、ホテル内に取り残された客を助けるために、ホテル外に客を逃がそうと試みます。

感想

■ 実際に起きたテロ事件

2008年にインドで起きた実話。インドは日本から10時間くらいで行けてしまう身近な印象で、こんな酷いことが現実に起きたのかと思うと怖過ぎた。

事件の現場となったホテルには、日本人もいたらしく死者も出ています。ムンバイは観光客も多い出張や駐在で行く日本人も多いだろうし、自分がその場にいたかもしれないと思うとゾッとします。

■ ハラハラして心臓持たない

最初から最後まで、犯人にいつ遭遇してもおかしくない状況に、ずーっとハラハラ。20分毎に休憩しないと心臓が持たなかった。

■ 犯人の正体

犯人は、若い青年たちで、首謀者から命令されて犯行に及んでいた。犯人が家族に電話しているシーンがあり、犯人にも愛する家族がいるんだという犯人側の世界も描かれていた。

教育や育ちによっては、人を殺すことが悪だと分からないこともあるのかと思うと、首謀者に利用されている犯人たちも被害者のような気がしてくる。

■ 命懸けのホテルスタッフ

ホテルのスタッフが必死に客を守ろうとする姿がメインに描かれています。こんな生きるか死ぬかのシチュエーションになったら自分ならもしかしたら1人で逃げているかも。命をかけたホテルのスタッフはまさしくヒーローです。

酷い実話だけど、そんな中でも大勢の客を救ったヒーローのような主人公がかっこいい。

というわけで、映画『ホテル・ムンバイ』は、 です。

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