映画レビュー

映画『嫌われ松子の一生』感想とあらすじ「悲しいけど面白い」

2020年11月9日

嫌われ松子の一生

概要・キャスト

公開日:2006年5月27日
原作:山田宗樹「嫌われ松子の一生」
監督/脚本:中島哲也
キャスト:中谷美紀・瑛太・香川照之・市川実日子・柄本明・キムラ緑子・伊勢谷友介・宮藤官九郎・劇団ひとり・荒川良々・武田真治・黒沢あすか・柴咲コウ

あらすじ

東京で1人暮らしをする笙(瑛太)は、父親に頼まれ会ったこともない叔母の松子(中谷美紀)のアパートの部屋の掃除を押し付けられます。松子は、数日前にアパートの目の前にある河川敷で殺されていました。

笙は、松子がどんな人生を歩んで何故殺されてしまったのか松子の数奇な人生を振り返ります。

感想

■ミュージカル調で世界観のある演出

かなり独特な世界観で、ミュージカル調でPOPな演出です。舞台のミュージカルとしても成り立つと思う。映像はカラフルで華やかだけど、うるさくなくて良かった。

松子(中谷美紀)は普通に話している姿より歌って踊っていることが多く、「ハッピーウェンズデー♪♪」の歌は巻き戻すくらい好きになった。

映画の内容は結構シリアスなんだけど、POPな演出のおかげで面白おかしくなっています。

ただ、ずっと面白かったのに、最後の最後で子供たちに殺されてしまうところがかなり胸糞悪かった。あと一歩で人生やり直せてたのに。

■松子(中谷美紀)の悲しい人生

52歳で幕を閉じた松子(中谷美紀)の一生は見ていてとても辛い。めちゃくちゃ美人なのに要領が悪過ぎて不幸な人生になってる。

不幸になる原因は付き合う男にある。松子と付き合う男にロクなのがいない。付き合う男をもっときちんと選べば不幸にはなっていないだろうに。元々は、中学教諭で幸せそうだったのに、運悪く教諭をクビになってから崖から崩れ落ちるように、風俗嬢になって殺人まで犯して刑務所にも入ることになる。最終的には、相撲取りバリに太ってしまう。

まあでも、松子の自業自得だと思うから感情移入や同情はできなかった。

■中谷美紀の松子はハマり役

中谷美紀の松子はハマり役だと思う。吹っ切れた演技も良かった。美人だけど幸薄そうな雰囲気もよし。

あと、大久保佳代子が突然現れてビックリした。劇団ひとりの奥さん役ってところが面白いな。

ということで、映画「嫌われ松子の一生」は、男運のない1人の女性の悲しい一生を描いた面白い映画でした。

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