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映画『ホットロード』感想とあらすじ|実写化はイマイチだった

2020年6月29日

ホットロード_実写

概要・キャスト

公開日:2014年8月16日
原作:紡木たく「ホットロード」
監督:三木孝浩
主題歌:尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」
キャスト:能年玲奈・登坂広臣・木村佳乃・小澤征悦・鈴木亮平・太田莉菜・竹富聖花・落合モトキ

あらすじ

中学2年生の和希(能年玲奈)は、幼い頃に父親を亡くし母親と2人暮らしをしているが、母親に愛されている感覚がなく孤独が原因で非行に走ります。

友達に誘われて行った夜の街で出会った春山(登坂広臣)も家庭環境が悪く16歳で1人暮らしをしています。そんな春山に最初は反発する和希ですが、徐々に春山に惹かれていきます。

そんな中、春山は暴走族の総長になり、他の暴走族との抗争に巻き込まれていきます。

感想

■ 漫画は面白い

漫画を読んだことのない人が見たら、話がブツブツ切れていて話が繋がらないことが多かったんじゃないかと思う。

私は、漫画のホットロードが好き過ぎて本が擦り切れるくらい何度も何度も読んでいたから、あらすじはバッチリわかっているし、セリフも頭に入っているところが多い。

なので、どうしても漫画と比較して見てしまったのですが、漫画の名シーンに忠実過ぎて話が飛び飛びになっている感じがしました。セリフは漫画のセリフとほぼ同じだったので漫画の内容をぶつ切りして映像化している感じで残念でした。

■ 木村佳乃はハマり役

また漫画との比較になってしまうけど、漫画に出てくる春山はもっと少年っぽくてヤンチャ。映画の春山は大人過ぎです。菅田将暉あたりがイメージにあっていたんではないかなと思う。

その点、能年玲奈はハマっていた。あまちゃんの元気な印象が強かったけど、その印象を残さず影のある中学生役も似合ってた。あまり笑わない役だけど、顔面は相変わらず可愛い。メンヘラな母親役の木村佳乃が一番原作に近かったと思う。

■ 主題歌は良かった

主題歌「OH MY LITTLE GIRL」は、90年代の雰囲気が出ていて良かったです。まあ、尾崎豊の大人気曲ですからね。それはもちろん良いでしょう。

というわけで、映画『ホットロード』は、 です。

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