映画『さよなら渓谷』感想とあらすじ「実際の事件がモチーフ」

さよなら渓谷映画レビュー
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『さよなら渓谷』概要・キャスト

公開日:2013年6月22日
原作:吉田修一「さよなら渓谷」
監督:大森立嗣
主題歌:真木よう子「幸先坂」
キャスト:真木よう子・大西信満・大森南朋・鈴木杏・鶴田真由
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『さよなら渓谷』のあらすじ

ある田舎町で男児が殺され、男児の母親が容疑者として逮捕されます。容疑者の母親は、隣に住んでいる夫婦の夫・尾崎(大西信満)と男女の関係があったと供述、尾崎の妻のかなこ(真木よう子)も2人の関係を認める証言をしたため、警察は、尾崎を重要参考人として連行します。

男児の殺害事件を取材していた渡辺(大森南朋)は尾崎の周辺を調べるうちに、尾崎が大学時代にレイプ事件を起こしていたことを突き止めます。

渡辺はレイプ事件について詳しく調べ、被害者の女性は行方不明となっていることが判明。そして、幸せとは程遠い人生を歩んだ被害者の女性の半生が明らかになります。

『さよなら渓谷』の感想と評価

真木よう子の濡れ場から始まる映画。映画の前半は真木よう子の濡れ場がとても多い。家族で見ると気まずくなるやつです。

この映画は、1998年に帝京大ラグビー部の大学生が起こした集団レイプ事件がモチーフとなっているらしいが、なんとも胸糞悪い事件です。

映画の中で、レイプ事件の犯人の1人がキャバクラで事件のことを面白おかしく話していたシーンは、こういう人間を鬼畜というのだと思った。

真木よう子の体当たり演技は凄かった。役作りなのかガリガリに痩せ細ったスタイルや情緒不安定な雰囲気など、まるで主人公が乗り移ったようでした。陰なキャラクターが多い中、鈴木杏が演じた記者だけが陽な雰囲気を持っていて良いアクセントになっていたと思います。

映画のキャッチコピー「これは憎しみか、償いか、それとも愛なのか」に沿ったストーリーになっていて、尾崎は償いの延長線上の愛情だったのだと思うと複雑だし、どうしても過去のレイプ事件がちらついて尾崎に対する嫌悪感が拭えなかった。

最後にかなこが尾崎の前から姿を消したのは何故か?個人的な考察では、尾崎を解放してあげた(許した)のではないかなと思いました。

あとは、尾崎夫婦の存在が浮き彫りになった原因である事件、隣人の男児殺害事件は何だったのか詳細が気になる。

ということで、『さよなら渓谷』の総合点は、3.5点(5点満点中)です。

さよなら渓谷

『さよなら渓谷』はこんな人におすすめ

・色っぽい真木よう子が見たい
・様々な愛の形について考えたい
・薄暗い雰囲気の映画が好き

重くて暗いテーマの映画。胸糞悪くなるシーンもあるので注意です。

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