概要・キャスト
公開日:2008年10月4日
原作:東野圭吾「容疑者Xの献身」
監督:西谷弘
主題歌:KOH+「最愛」
キャスト:福山雅治・松雪泰子・堤真一・柴咲コウ・金澤美穂・ダンカン・北村一輝・渡辺いっけい・品川祐
あらすじ
弁当屋を営む靖子(松雪泰子)は中学生の娘と2人暮らしをしています。夫とは離婚していますが、離婚後もストーカーのように靖子たちの前に現れます。
ある日、靖子のアパートにやってきた元夫は靖子と娘に暴力を振るいます。耐えかねた2人は元夫を絞殺してしまうのです。
自分たちのしてしまったことに呆然とする2人の前に現れたのは、隣の部屋に住む天才科学者の石神(堤真一)でした。
石神は2人が警察に捕まらないよう2人に指示を出します。警察は、靖子が怪しいと目をつけますが、なかなか真相が暴けません。
事件を捜査していた内海刑事は困り果て、天才物理学者の湯川(福山雅治)に相談します。するとなんと湯川と石神は友人同士で、湯川は石神が事件に絡んでいると確信します。
感想
■ トリックが予想外
犯人は最初から描かれているので犯人は誰だ?的な内容ではなく、犯人は最初から分かっていた上でのトリックを見破るストーリーでした。
元夫を殺してしまった靖子(松雪泰子)を石神(堤真一)がどうやって庇ったのかトリックは予想もつかなかった。最後にトリックが湯川(福山雅治)によって暴かれた時は、意外過ぎてゾクッとした。
■ 石神の愛が切ない
石神(堤真一)の愛がとにかく切ない。靖子(松雪泰子)を守るために自分が殺人を犯すなんて、なんという純愛。どんな理由にせよ殺人は犯してはいけない罪ですが、石神の殺人罪は逆に正義だったのではないかと思ってしまう。
というわけで、映画『容疑者Xの献身』は、 です。