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映画『彼らが本気で編むときは、』感想とあらすじ|生田斗真の熱演

2020年8月17日

彼らが本気で編むときは_生田斗真

概要・キャスト

公開日:2017年2月25日
監督/脚本:荻上直子
挿入歌:ゴスペラーズ
キャスト:生田斗真・桐谷健太・柿原りんか・ミムラ・込江海翔・小池栄子・門脇麦・柏原収史・田中美佐子

あらすじ

母親が家を出ていってしまい1人ぼっちになってしまった小学生のトモ(柿原りんか)は、叔父のマキオ(桐谷健太)を頼ります。

マキオの家でお世話になることになったトモでしたが、マキオは、トランジェスターの恋人のリンコ(生田斗真)と同棲していました。

最初は、リンコの存在に戸惑うトモでしたが、優しくて料理の上手なリンコに心を開いていき、本当の家族のように慕うようになります。

感想

性的マイノリティについて描かれた映画。登場するのは、トランス女性と同性愛者(両性愛者かも)です。

トランス女性のリンコ(生田斗真)がすごくいい女で魅力的だった。リンコのような常に穏やかで優しい女性になりたい。マキオ(桐谷健太)も温かくて、このカップルをもっと見てたいなと思った。

小学生のトモ(柿原りんか)が、リンコに最初は嫌悪感を抱くのですが、その嫌悪感の原因は、生まれた頃から家庭や学校で「女は女らしく男は男らしく」という意識を刷り込まれていたからだと思う。やはり幼少期からの教育を変える必要がありそう。

リンコをあからさまに差別するシーンがあって酷いなと思ったけど、実際に自分がそこにいたら、差別するような発言はしなくても、どこか偏見の目で見てしまうかもしれない。LGBTについて理解し、既に刷り込まれた意識を自分自身も変えないといけないと感じた。

あと、トランス女性を演じた生田斗真が、まるで女性の動きですごいなと思った。あと、小池栄子がすごい嫌なやつ演じてたけど、バラエティの小池栄子はすごく面白くて好きだから、あまり嫌なやつイメージが定着しませんようにと願う。

というわけで、映画『彼らが本気で編むときは、』は、 です。

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