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映画『彼女がその名を知らない鳥たち』感想とあらすじ

2020年4月23日

彼女がその名を知らない鳥たち_蒼井優

概要・キャスト

公開日:2017年10月28日
原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」
監督:白石和彌
脚本:浅野妙子
キャスト:蒼井優・阿部サダヲ・松坂桃李・竹野内豊

あらすじ

十和子(蒼井優)は、15歳年上の陣治(阿部サダヲ)と一緒に暮らし、陣治が働いて得たお金で生活しています。ですが、不潔で貧乏で何の取り柄もない陣治を十和子は邪険に扱います。十和子のことが好きな陣治は懸命に十和子に尽くしますが、十和子には好きな人・黒崎がいます。

そんなある日、警察が家にやってきて、黒崎が行方不明になっていると伝えられます。十和子は、自分に異常な愛情を注ぐ陣治が、黒崎の行方不明に関与していると疑います。

感想

■ テンション下がる

登場人物が全員、ネガティブなキャラクターばかりで見終わった後はテンション下がる。もう一度見たいけど、見るとテンション下がるからもう見たくないような。

ストーリーは面白かった。事実が明らかになったときは、結構衝撃だったし、この結末が予想できる人ってなかなかいないと思う。

■ 十和子が胸糞悪い

陣治(阿部サダヲ)のお金で生活している十和子(蒼井優)はマジで胸糞悪い。ジメジメしてて性格がスーパー悪い。こんなにも見ている人を胸糞悪くさせる蒼井優って凄いなあと感心する。蒼井優は身体張ってた印象。

■ 不気味な阿部サダヲ

陣治の不潔っぷりが気持ち悪かった。1番嫌なのは食べ方が汚いところ、一緒に食事はしたくない。余程のもの好きじゃないと陣治は選ばないと思う。蒼井優の胸糞悪い演技も凄いけど、阿部サダヲの不気味な演技も凄いですね。

十和子と陣治の関係

十和子(蒼井優)のことが大好きな陣治(阿部サダヲ)だけど、十和子は陣治を利用しているだけで好きではない。だけど、陣治のお金で生活できるから十和子は陣治から離れようとしない。

十和子に邪険に扱われる陣治は可哀想って言えば可哀想だけど、陣治も陣治で十和子をお金で繋ぎ止めてる感があるからどっちもどっちかな。

■ 最後で陣治の愛を知る

陣治ってずっと怪しかったけど、ラストで陣治の深い愛を知り、陣治を見直した。んだけど、うーん、やっぱり汚いから無理かな。

というわけで、映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、 です。

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