韓国作品

韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』感想とあらすじ

2020年12月23日

タクシー運転手_韓国_実話

概要・キャスト

公開日:2018年4月21日
監督:チャンフン
製作国:韓国
キャスト:ソンガンホ・トーマスクレッチマン・ユヘジン・リュジュンヨル

あらすじ

日本在住のドイツ人記者・ピーター(トーマスクレッチマン)は、韓国の光州で、戒厳令解除を求める大規模なデモが起きていると聞きつけ取材をするためにソウルへ飛びます。

ソウルに着いたピーターは、タクシー運転手のマンソプ(ソンガンホ)に光州まで連れていってもらうことになります。

韓国軍の厳重な警備を突破し何とか光州に着いた2人が見た光景は、韓国軍による民間人への暴力や虐殺でした。

ピーターは、光州で起きている現実を世界へ伝えようと取材を続けますが、韓国軍に記者であることがバレてしまい命懸けでの取材が始まります。

感想

映画のポスターを見る限り、主人公が満面の笑みで笑っているから、コメディなのかと思っていたら違って、1980年5月に韓国の光州で起きた残酷な事件がモチーフになった映画だった。

ただ、当事者たちは亡くなっていて、証拠は写真のみらしい。主人公のドイツ人記者とタクシー運転手が存在していたことは確かだけど、映画の内容に関してはどこまでが実話か分からない。

映画の内容が概ね実話だとしたら、かなりステキな物語だと思う。

ドイツ人記者が、光州で何が起きているのか真実を世界に伝えるために命懸けで取材する、そしてソウルで偶然出会ったタクシー運転手が光州までドイツ人記者を連れて行き、取材後に無事にソウルに送り届けるという感動的な話。

特に、2人がソウルへ戻るとき、光州のタクシー運転手たちが命をかけて韓国軍と戦うシーンは感動。さすがにあのカーチェイスは映画オリジナルだと思うけど、印象的に残るシーンだった。

ちょっと気になったのが、光州の検問で軍人のリーダーが、ソウルのナンバープレートを発見してGOサインを出したシーン。タクシー運転手が主人公だと分かっていたけど見逃してあげたのかな?その後の表情からして見逃してあげたっぽいけど、どうなのかと気になった。

というわけで、韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、 です。

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