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映画『チェンジリング』感想とあらすじ|実話だと思うとゾッとする

2021年12月2日

チェンジリング_映画_実話

概要・キャスト

公開日:2008年10月31日
監督:クリントイーストウッド
キャスト:アンジェリーナジョリー・ジョンマルコヴィッチ・ジェフリードノヴァン

あらすじ

アメリカのロサンゼルスで、9歳の男の子が行方不明になる事件が起きます。行方不明になった男の子の母親(アンジェリーナジョリー)は、ロサンゼルス市警に捜査を依頼すると、息子が無事に見つかったと連絡がきます。

息子に再会した母親ですが、息子とは全くの別人の男の子でした。ロサンゼルス市警は、この男の子で間違いないと主張し、男の子も自分が息子だと言います。

母親は、見つかった男の子は、自分の息子ではないとロサンゼルス市警に訴えますが、全く取り合ってもらえず、さらには精神病院に送られてしまいます。

感想

■ 実話と思うとかなり怖い

1920年代後半にアメリカで実際に起きた連続少年誘拐殺人事件がモチーフになった映画。

エンタメとして見ると展開が早くて先が読めなくてあっという間の2時間でとても面白い。だけど、これが実話ということで、実際に起きたとするとかなり怖い話です。

警察から行方不明になった息子とは別人の男の子を引き渡され、母親が息子ではないと反論すると精神病院に送り込まれるなんて、本当にあったと思うとゾッとします。警察も医者も胸糞。これは酷過ぎる。

■ 闇が深い昔のアメリカ警察

最後の子供の言葉とその母親の態度、あと警察の嘘くさいパフォーマンスからして、やはり子供は自ら嘘をついたわけではなく、実の母親と警察はグルだったということになると、それって人身売買ではないのか。なんとも闇の深い終わり方でした。

■ 首吊りシーンがエグい

最後に犯人が死刑判決を受けて、首吊りで死刑になるシーンがあったけど、リアルでかなりエグかった。

というわけで、映画『チェンジリング』は、 です。

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