概要・キャスト
放送日:2019年12月14日〜2月16日(韓国)
監督:イジョンヒョ
脚本:パクジウン
キャスト:ヒョンビン・ソンイェジン・キムジョンヒョン・ソジヘ
あらすじ
韓国の財閥令嬢で経営者のセリ(ソンイェジン)は、パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着してしまいます。
不時着した北朝鮮の非武装地帯で助けてくれたのは、北朝鮮軍人のジョンヒョク(ヒョンビン)でした。
ジュンヒョクは、北朝鮮に不法入国してしまったセリを自分の家に匿い、無事に韓国に帰らせてあげようと試みます。セリを何とか安全に帰国させようと命を懸けてセリを守ろうとするジョンヒョク。
そんなジョンヒョクにセリは惹かれていきます。そしてまたジョンヒョクもセリに惹かれていくのでした。
感想
■ ドラマ史上最強に面白いドラマ
超超超スーパー面白かった!間違いなく私のドラマ史上1番ハマったドラマ。見終わった後なんて、軽く1週間は愛の不時着ロスに陥った。
北朝鮮に韓国人女性の乗ったパラグライダーが不時着して、イケメンの北朝鮮軍人と運命の出会いを果たし、大恋愛するって結構ありえない話なんだけど、感動するし笑えるし泣けるし、キャラクターは愛おしいし、とにかく最高。
■ ジョンヒョク(ヒョンビン)がカッコいい
ジョンヒョク(ヒョンビン)が半端なくカッコいい。愛の不時着を見た女性のほとんどが彼にウットリするはず。自分がピンチの時に、ウルトラマンのように目の前に現れて厚い胸板で守ってくれたら、誰でも惚れるわ。指でロウソクの火も消せるし。
イケメンで勇敢で優しくてって非の打ちどころないのに、北朝鮮の田舎で働いているせいか童貞。なのにキスめっちゃ上手い。女性なら誰でも彼に惚れる。これで、セリ(ソンイェジン)がジョンヒョクに惚れなかったら、セリの男を見る目を疑う。
■ ソンイェジンが綺麗で演技上手い
ソンイェジンがいい!可愛いし綺麗だし、顔も小さくて肌ツヤツヤ。顔・声・スタイル・話し方・存在感...全て素敵。変に若造りしてなくて、年相応の綺麗さがいいですね。
あと、彼女の演技は圧倒的に上手い。セリという女性をブレなく演じていて、どんなキャラクターなのか直ぐに分かる。特に泣きの演技は最高。
■ ソンイェジン×ヒョンビン
ソンイェジンとヒョンビン、実際に結婚しましたね。撮影している時から付き合ってたのかな。
最終回のスイスの山でのシーンなんて、セリとジョンヒョクじゃなくて、完全にソンイェジンとヒョンビンだったもんなあ。ヒョンビンの佇まいは北朝鮮の軍事には到底見えないし、ソンイェジェンもあんな穏やかにニコニコするキャラではないと思う。
■ 北朝鮮の庶民の暮らしが見れる
前半の舞台が北朝鮮になってて、北朝鮮の庶民の生活を見ることができて、その辺も楽しめた。平壌は近代化が進んでいるようだけど、平壌以外の田舎は日本の戦後のような暮らし。めっちゃ停電するし、冷蔵庫とか炊飯器とかないみたい。
ジョンヒョク(ヒョンビン)とセリ(ソンイェジェン)が北朝鮮郊外から平壌への電車に乗るシーンで見た景色がすごく素敵だった。大草原が広がっていて、電車が故障して12時間そこで待機みたいになってたけど、売り子たちが、食べ物や毛布を売りに来たりして、キャンプみたいでマジ素敵。これが本当ならぜひ乗ってみたい。
■ 北朝鮮の軍人4人組が愛おしい
ジョンヒョク(ヒョンビン)の部下の北朝鮮の4人の軍人たちも忘れてはならない。4人とも異なるキャラクターで個性的。全員めちゃくちゃいい奴。そんな4人とセリとの関係が微笑ましくてほっこり。ジョンヒョクとセリの別れより、4人とセリとの別れで大号泣しました。
■ ツッコミどころなんてどうでもいい
有り得ないシチュエーションやタイミング良過ぎる展開があり、突っ込みたくなるシーンも確かにあったけど、そんなものどうでも良くなるくらい面白いドラマでした。
■ やっぱ日本ってライバル視されているのか
ただ1点、サッカー試合がテレビ流れ、対戦相手が日本と分かった途端に大盛り上がりして北と南など関係なく韓国を応援するシーンがあった。国民的ドラマでこのようなシーンを取り入れる韓国は、日本をライバル視する風潮が自然と国民に根付いているのかとちょっと驚き。
というわけで、韓国ドラマ「愛の不時着」は、ドラマ史上最高に面白いドラマでした。