日本ドラマ

ドラマ『翳りゆく夏』感想とあらすじ|風俗嬢役の前田敦子がいい

2021年12月2日

翳りゆく夏_前田敦子

概要・キャスト

放送日:2015年1月18日〜2月15日
監督:波多野貴文
原作:赤井三尋「翳りゆく夏」
キャスト:渡部篤郎・時任三郎・門脇麦・菅田将暉・滝藤賢一・板谷由夏・前田敦子

あらすじ

20年前に起きた幼児誘拐事件の犯人の娘が、新聞社に内定が決まります。新聞社の窓際部署にいる梶(渡部篤郎)は、上司から20年前に起きた誘拐事件について再度調べるよう依頼されます。

そして、梶が誘拐事件を調べていくうちに、新事実が浮かび上がってきます。

感想

■ 原作がいいから面白い

江戸川乱歩賞を受賞した小説が元となっているだけあって、ストーリーがしっかりしていて面白かった。犯人は途中で想像ついたけど、なんでそんなことしたのか真相が気になって最後までイッキ見しました。全5話でサクッと見れる点も良かった。

■ ラストは視聴者任せ

真犯人が判明した時には、既に時効を迎えてしまっていた。ラストで真犯人がどうなったかは描かれていなくて視聴者の想像任せ。真犯人や真実を知ってしまった関係者たちはどうなったのかなど、もう少し描いて欲しかった。後味はあまり良くない。

■ 前田敦子が印象的

キャストは、演技安定で安心して見れた。メインは、渡部篤郎と時任三郎で渋め。

門脇麦の美少女感はすごかった。あの髪型は美人じゃなきゃ似合わないやつです。

あと、滝藤賢一の目が血走った薄気味悪い演技が怖かった。

そして、風俗嬢役の前田敦子がかなり印象的だった。影のある人生諦めた感のある役がハマってて、ドラマ中に前田敦子が出てくるのが楽しみだった。風俗嬢役似合ってたし、本当にいそうな感じが良い。

■ 離婚したあとの関係が素敵

渡部篤郎と板谷由夏の別れた夫婦の関係性が素敵だった。夫婦として一緒に人生を歩むのは無理だと分かって離婚したけど、親権がある母親が子供を独り占めするわけではなく、子供をきちんと父親に合わせて、何かあったときはお互いに助け合う合理的な関係は理想的です。

というわけで、ドラマ『翳りゆく夏』は、 です。

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