日本ドラマ

ドラマ『神様もう少しだけ』感想とあらすじ|マジで泣ける

2020年2月26日

神様もう少しだけ_泣ける

概要・キャスト

放送日:1998年7月7日〜9月22日
脚本:浅野妙子
主題歌:LUNA SEA「I for You」
キャスト:深田恭子・金城武・加藤晴彦・矢沢心・仲間由紀恵・平田満・田中好子

あらすじ

叶野真生(深田恭子)は普通の家庭に育ったごく普通のギャル風の女子高校生。お小遣い欲しさにサラリーマンとカラオケや食事には行くけど、身体の関係は持たないと決めています。

そんなある日、大ファンの音楽プロデューサー・石川啓吾(金城武)のライブチケットが入った財布が盗まれてしまい、さらに真生のせいで、友人・矢沢心(麻美)のライブチケットも盗まれてしまいます。責任の感じた真生は、ついにお金のために好きでもない男性と身体の関係を持ってしまいます。

その援助交際で貰ったお金で買ったチケットのライブの帰り道で、啓吾と運命の出会いを果たします。運命の出会いに浮かれる真生ですが、ある日、自分がHIVに感染していることを知り、日常生活が一変します。

感想

■ 当時はかなりの衝撃

病気と闘う系のドラマはたくさんあるけど、HIVをテーマにしたドラマは殆どない。

私は10代の頃にリアルタイムで見ていましたが、当時はかなり衝撃でした。何しろ、女子高校生が援助交際してエイズになったというなかなかセンセーショナルなドラマだったので。

■ 大人になって見ると泣ける

10代の頃に見たときは、衝撃しか感じなかったけど、大人になって改めて見るとマジで泣けた。

真生(深田恭子)が、お金のために援助交際してしまいHIVに感染して、友達も家族も世間も味方がいない中、一生懸命生きていく姿にボロボロ涙が溢れた。

昔は真生目線で見ていたけど、大人になって見たときは、真生のお母さん(田中好子)目線で見てしまって、真生を思う母親の気持ちが痛いくらい伝わってきて、お母さんが出てくる度に号泣した。HIVに感染した娘に激怒するわけでもなく、ずっと心配しているんですもん。不倫してるけどね。

■ 深田恭子の出世作

このドラマ、無名だった深田恭子を一躍有名にした作品です。第1話見た時、誰この子?って感じだったけど。

でも、今にして思えば、深田恭子の現在までの出演作品の中でもしかしたら1番いい演技をしているかもしれない。演技上手ってわけではないんだけど、その辺にいそうな女子高校生役が似合ってた。深田恭子の演技ってブリブリしてて好きじゃないなと思う方は、このドラマを見るとイメージが変わると思う。

ちなみに、深田恭子がメンズのシャツ1枚を着て、逆立ちして「ヤッホー」と笑う姿は今でも印象的。パンツ丸見えだった。

90年代のドラマなので今見ると、ルーズソックスと単音で鳴り響く携帯電話など、時代を感じるけど、今でも色褪せない名作だと思います。

というわけで、ドラマ『神様もう少しだけ』は、 です。

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