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実話映画「あんのこと」母親はどうなった?衝撃すぎる元ネタ

2024年11月21日

あんのこと 実話 母親

「あんのこと」は、実際に起きた出来事や事件が元ネタになっている映画です。

その内容はかなり衝撃的で世間を騒がせました。

この記事では、映画「あんのこと」の元ネタとなった事件の真相と母親はどうなったのかを解説します。

実話映画「あんのこと」衝撃の元ネタ

映画「あんのこと」の元ネタは、2020年6月に朝日新聞に掲載された記事です。

>>>実際の朝日新聞の記事はこちら

要約するとこうです。

  • 登場人物:ハナ25歳
  • 幼少期から母親からDVを受けていて、小学3年で不登校になった
  • 母親から11歳ごろから売春を強要される
  • 14歳で初めて覚醒剤を使用21歳で逮捕される
  • 逮捕されたときに、ある刑事に出会い更生
  • 病院で働きながら中学から勉強をやり直す
  • 夜間中学が、コロナで休校になる
  • 再び覚醒剤に手を出し、自堕落な生活に戻る
  • 東京の路上で亡くなっているのが発見される

映画の内容とほぼ同じ内容が書かれていて、映画は実際に起きた出来事をほぼそのまま物語にしていることが分かります。

それではもっと詳しく実話の内容を見ていきましょう。

事件の真相

映画の中で、主人公の少女を支援していた刑事が逮捕されるという事件が起きます。

この話も実話で、週刊文春で記事になっています。

>>>実際の週刊文春の記事はこちら

要約するとこうです。

  • 2020年10月、警視庁内で相談者の女性の下着姿を撮影したとして刑事を逮捕
  • 逮捕された刑事は、薬物使用者を集めて治療プログラムを開催し、地道に取り組んでいた
  • 2016年に逮捕されたハナさんのことも逮捕後に更生させた

ここで出てくるハナさんは、「朝日新聞」で紹介されたハナさんと同一人物であることが分かります。

映画と実話の違い

映画と実話は、ほぼ同じ内容ですが、脚色されている部分や追加されている出来事もあります。

下記が映画と実話の違いです。

  • 映画では刑事は主人公が亡くなる前に逮捕されたが、実際はハナが亡くなった後に逮捕されている
  • 映画では主人公が子供の面倒を見ているが、実際はそのような出来事はない
  • 刑事を見張っていたジャーナリストは実際にはいない

このように少し脚色されていますが、映画は実話にかなり忠実に再現されています。

母親はどうなった?

主人公の母親は、実話となった元ネタで、「娘に幼少期から暴力を振るっていた」「11歳の娘に売春を強要した」という情報があります。

細かい設定は違うものの、映画の中で描かれた毒親であることは間違いないでしょう。

しかし、主人公が自殺した後、母親がどうなったかについては情報がなく、映画でも描かれていません。

主人公が自殺することになった原因は母親です。

母親が暴力を振るわなければ、売春を強要しなければ、自殺するような人生にはならなかったのです。

元凶となった母親は、売春強要の罪で逮捕されるべきですが、そのようなニュースはないため、逮捕されていない可能性が高いです。

逮捕されていた場合でも、本人が亡くなっており立証が難しく、不起訴になっている可能性がありますね。

「あんのこと」のあらすじ(ネタバレなし)

21歳の杏(河合優実)は、子供の頃から母親に暴力を振るわれ、10代の頃には売春を強要されるなど、壮絶な人生を送ってきました。

ある日、覚醒剤使用の容疑で警察に取り調べを受けた杏は、風変わりな刑事・多々羅(佐藤二朗)と出会います。

これまで誰にも心を開けなかった杏ですが、多々羅は見返りを求めることなく就職を手助けしてくれ、杏を受け入れてくれる存在でした。

杏は次第に多々羅を信用するようになります。

そんな中、ジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)は、多々羅が薬物依存者のための自助グループを私物化しているという情報を掴み、取材を進めます。

「あんのこと」のメインキャスト紹介

キャスト役名役柄
河合優実香川杏薬物依存症の少女
佐藤二朗多々羅保風変わりな刑事
稲垣吾郎桐野達樹週刊誌記者

河合優実(香川杏 役)

(C)2023「あんのこと」製作委員会

大注目の若手演技派女優。多くの賞を受賞しており、「あんのこと」」でも第79回毎日映画コンクールで主演俳優賞を獲得しています。

生年月日:2000年12月19日
出身地:東京都練馬区
代表作:「不適切にもほどがある!」「ナミビアの砂漠」

佐藤二朗(多々羅保 役)

(C)2023「あんのこと」製作委員会

コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じる演技派俳優です。20代まで広告代理店に勤めるサラリーマンでしたが、30代で俳優デビューしました。

生年月日:1969年5月7日
出身地:愛知県春日井市
代表作:「さがす」「浦安鉄筋家族」「勇者ヨシヒコ」
X:@actor_satojiro

稲垣吾郎(桐野達樹 役)

(C)2023「あんのこと」製作委員会

元SMAP。13歳で芸能界入りしました。デビューから現在まで、変わらない人気で活躍し続けています。

生年月日:1973年12月8日
出身地:東京都板橋区
代表作:「陰陽師」「ソムリエ」「二十歳の約束」
インスタ:@goro_inagaki_official

まとめ

映画「あんのこと」は実話だとは信じられない衝撃の作品です。

見ると気分が落ち込むので、元気ないときや落ち込んでいるときは見ない方がいいかも。

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