日本ドラマ

ドラマ『東京ラブストーリー』感想とあらすじ|24歳の鈴木保奈美

2020年6月28日

東京ラブストーリー_鈴木保奈美_年齢

概要・キャスト

放送日:1991年1月7日〜3月18日
脚本:坂元裕二
原作:柴門ふみ
主題歌:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
キャスト:鈴木保奈美・織田裕二・有森也実・江口洋介・西岡徳馬・千堂あきほ

あらすじ

完治(織田裕二)は、中途採用で東京のスポーツ用品メーカーに就職が決まり上京します。完治を空港まで迎えに来た同僚のリカ(鈴木保奈美)は、完治を「カンチ」と呼び、完治に想いを寄せます。

まっすぐに自分の想いを伝えてくるリカを徐々に好きになる完治。ですが、完治の高校の同級生・さとみ(有森也実)と三上(江口洋介)が別れたことにより状況が変わってきます。

感想

■ 古いけど面白い

90年代の恋愛ドラマ。今見るとかなり時代を感じますが、それを差し引いても十分に面白い。90年代と言っても1991年なので平成が始まってたったの3年。なので昭和の匂いがプンプン臭います。話し方や服装が昭和過ぎて一周回って今ではお洒落な感じもする。

■ 関口さとみ

さとみ(有森也実)は、本当は三上(江口洋介)のことが好きなのに完治(織田裕二)にも気がある素振りを見せたり、三上と別れた後は、リカ(鈴木保奈美)と仲良くしておきながら、完治をリカから奪うということをシレっとやっちゃうTHE・女に嫌われる女です。

しかも本人にはあまり悪気がない。この天然であざといところがイラつくのよ。でもこういう女って守ってあげたくなるらしく男には人気があったりするから、さらに女から嫌われてしまう。

放送当時は、さとみ役の有森也実宛に脅迫状やカミソリが入った手紙が届くほど嫌われようだったらしい。当時のテレビドラマの影響力エグい。

■ 優柔不断な完治

完治がとにかく優柔不断。リカが不憫でならない。さとみとリカのどちらも選ぶことができないハッキリしない。最終回、リカを選ぼうとした完治だったけど、逆にリカが優柔不断な完治の元を去って行くという結果に。

それから3年後、さとみと結婚した完治はリカと偶然再会。カンチではなく「長尾くん」と呼ぶリカに対して、「連絡先を教えて&また会えない?」と3年前と全く変わらない無神経ぶり。「カンチ」じゃなくて「長尾くん」って呼んでる時点でいろいろと察してほしい。

■ 24歳の鈴木保奈美

それにしても当時24歳の鈴木保奈美が可愛い。顔面も声も完璧。そして、演じているリカの性格が愛嬌あってキュート。最初は鬱陶しく感じるのですがどんどん可愛く見えてくる。自立してるし素直だしハッキリしていて明るい。素敵女子確定。

■ 親友の元カノと結婚

最終的に、さとみと結婚した完治ですが、さとみは三上と付き合っていた。三上と完治は親友。親友の元カノと結婚って、ちょっと気持ちが悪い。しかも、さとみは三上に惚れていたし。最終回の三上の結婚式で何事もなかったかのように3人で笑っていたのにはドン引き。

■ なぜ標準語なの?

リカは東京出身ですが、残りの3人は愛媛出身。同じ地方出身が3人集まれば方言で話すはず。なのに3人は標準語。100歩譲って方言が抜けたとしても、完治は東京に来たばかり。ドラマだから仕方ないかと思っても、地方出身者としては違和感がある。

■ スマホがない時代

放送時は1991年。スマホはもちろん携帯電話のない時代。LINEで連絡してれば、こんなすれ違いは起きなかったのにという場面が多く、スマホは恋の行方も変えるのかと思った。

ということで、ドラマ『東京ラブストーリー』は、 です。

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ドラマ『東京ラブストーリー』の感想です。90年代の恋愛ドラマ。今見るとかなり時代を感じますが、それを差し引いても十分に面白い。1991年なので平成が始まってたったの3年。昭和の匂いがプンプンします。

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