日本ドラマ

ドラマ『やまとなでしこ』感想とあらすじ|松嶋菜々子がハマり役

2019年9月5日

やまとなでしこ_松嶋菜々子

概要・キャスト

放送日:2000年10月9日〜12月18日
脚本:中園ミホ・相沢友子
主題歌:MISIA 「Everything」
キャスト:松嶋菜々子・堤真一・東幹久・矢田亜希子・押尾学・須藤理彩・筧利夫・西村雅彦・森口瑤子

あらすじ

美人でスタイル抜群の客室乗務員の桜子(松嶋菜々子)は、大金持ちと出会い結婚するために合コンに情熱を注いでいます。年齢や容姿は問わず大金持ちであればあるほど桜子にとっては魅力的です。

とりあえず大病院の御曹司の東十条(東幹久)と婚約をしていますが、それ以上の大金持ちと出会えるかもしれないと合コンを続ける桜子。

そんなある日、自分を大金持ちの医者と偽った欧介(堤真一)と合コンで出会います。

感想

■ 何度見ても面白い!

好き過ぎて何度見たか分からないくらい好きなドラマ。第1話から最終回まで全部何度見ても面白い。日本のラブコメ史上No,1の傑作だと思う。

ラブとコメディのバランスが絶妙で、登場人物のキャラクターも個性的で、ストーリーも分かりやすい。かなり前のドラマなので、流石にトレンディ感は否めないけど、今でも全く色褪せてない!

■ 神野桜子が好き

大金持ちと結婚して玉の輿に乗ることを夢見る国際線キャビンアテンダントと聞くと、嫌なイメージになりがちですが、桜子(松嶋菜々子)には嫌なイメージが全くなく、むしろ目標をしっかり持った逞しい女性に見える。

大金持ちの彼氏がいるにも関わらず暇さえあればキャビンアテンダント仲間と合コン三昧。彼氏よりお金持ちがいたら乗り換える気満々。財産さえ持っていれば、90歳のお爺さんでもいいのです。金も顔も若さも全てのステータスが欲しいわけではなく、金だけ。目的が明確で努力も惜しまない。これが桜子に好感が持てる理由だと思う。

決して性根が腐っているわけではなく、実は心優しい桜子。欧介(堤真一)に対する垣間見える優しさやたまに見せる弱さには、女の私でも惚れてしまいそうになる。

■ 松嶋菜々子以外考えられない

神野桜子を演じるのは、やはり松嶋菜々子以外考えられない。まさにハマり役。容姿もそうだけど、あの存在感を出せるのは松嶋菜々子しかいない。そして、ショートボブの髪型が似合ってて可愛い。矢田亜希子も可愛いんだけど、松嶋菜々子の圧倒的な存在感はズバ抜けている。

■ 東十条さんいい人過ぎ

東十条さん(東幹久)いい人。桜子に「初めから好きじゃなかったの。お金目当てよ」と言われて振られたのに、欧介(堤真一)との恋をサポートするという、お人好しにも程がある。普通なら、金目当てだったと告白された時点でぶちキレて2度と会わない。もしくは復讐する。

■ 桜子の価値観

桜子の恋愛や結婚に関する価値観が、本質を突いていて面白い。

「恋は精神の病。本当に幸せになりたかったら、一時の病気よりも冷静な判断力が必要」と恋を全面否定している。これは一理ある。

「顔や性格で男を選ぶのは褒められて、お金で選ぶのはなぜダメなのか?本人の努力次第で勝ち取れるのがお金持ち。だとしたら、お金で選ぶ方が公平な評価ができる。」とお金で男を選んで何が悪い、お金持ちが頑張って働いた証だからむしろ公平だと。確かにな。

■ 主題歌も最高

MISIAが歌う主題歌の「Everything」がドラマにマッチしていて良し。歌が流れるタイミングもバッチリでドラマが盛り上がる。歌自体も日本の歌の歴史に残るくらいいい歌です。

というわけで、ドラマ『やまとなでしこ』は、 です。

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